完全主観!城定イハのここをみろ!
ここからはイハの魅力的なシーンをマニアックな視点で紹介します。一回観ただけでは見逃すようなところもありますので、ここをチェックした後、もう一度映画を観てみてはいかがでしょうか。
ここを観ろ①:家に誘う時の振り向き
撮影の打ち上げが終わりイハが「じゃあちょっと付き合ってもらえません?ホームに」と誘った後、イハは一人で歩いて行ってしまいますが、青がついてくるのか確認するために一度振り返ります。
その時のなんともいえない笑顔は世の男性を虜にします。笑ってるのがわかるかわからないかぐらいの微妙な仕草なんですよね。
ここを観ろ②:「実際もお茶の上?」
イハの家についてすぐ、「明後日の撮影の使うんですよー」と謎の布を広げるのを青に手伝ってもらいます。
お茶が置いてある机の上で大きい布を広げるので布でコップを倒しそうになり、青が「これもしかしたらお茶危ないかもしれない」というんですがそれに対してイハが言ったのが、
「大丈夫です。実際もお茶の上なんで。」
青「実際もお茶の上?」
視聴者「実際もお茶の上?」
このシーンはいまだに意味不明で、ネット上など色々観ましたが、解明している人は見受けられませんでした。というかおそらく意味がない発言でしょう。それかアドリブが多そうなシーンですので、なぜか中田さんの口から出た偶然の産物か。
いずれにしてもこの自然体な意味不明発言がシュールな笑いにもなり、リアルなコミュニケーションの不完全性とマッチするものがあり、作品に笑いと深みを与えています。
ここを観ろ③:コップに手が当たって「イタっ(小声)」
視聴一回でこれに気づいた人はかなり集中力が高いと思います。
イハは青に2人目の彼氏が今も好きと言った後、3人目は何で付き合ったの?と青に聞かれるシーン。喋りながら右手を動かしたときに自分のコップに当たり、カツンと音が鳴ると同時に、
イハ「イタっ(笑)」
青「笑」
これは多分、偶然の賜物ですがそのままシーンにしてしまうところが、この作品の素晴らしいところですね。また中田青渚さんが、ふとしたときにもイハとしてリアクションをとっているからこそ実現できることでもあります。本当にイハが生きているみたいです。
ここを観ろ④:「ん?」
イハはよく質問に対して「ん?」とリアクションしてから話し始めたり、青にもう一声喋らせてから自分が話し出したりします。
一見するとテンポの悪い会話のように見えますが、実際のコミュニケーションってこのくらいのテンポ感だよなーと思わせられます。
極みつけはラスト付近で青の古着屋にイハが来るシーン。
イハ「今打ち上げやってるんですよ。お披露目上映会の。」
青「いいの?(行かなくて)」
イハ「ん?」
青「ぁ、ぃや(もごもご)」
という何気ない会話があるのですが、「ん?」だけでイハが打ち上げに興味がないことを表現してしまいます。
イハのセリフ「ん?」にも是非注目してみてください。