資格を取ることに意味があるか、これは永遠のテーマである。実務には使えないと言う人もいたりするが、実務に携わる中で必須の資格も多い。
私なりに資格勉強について分かったことをまとめてみたので、参考になれば幸いです。
結論から言うと、やりたい事がないなら資格勉強はあり。
資格を取ることのメリット
企業、人からの評価が上がる
就職活動、転職活動時のステータスになり得るという点。転職予定のないサラリーマンでも、会社の昇級条件に設定されているものがあったりなど、必要に迫られるものもある。
注意したいのが、評価に値する資格でないと意味がない、ということ。後述するような「バカの証明」にならないようにしなければならない。

必須資格もある
国家資格などでよくあるパターン。
業務に携わるには必須の資格や試験だ。こういったものに関しては職業洗濯の母数を広げるものであるから持っているに越したことはないが、一方で難関試験なども多い。
ピンポイントでなりたい職業がある場合に挑戦するというのが普通かと思う。
合格の時の達成感
どんな些細な資格でも合格した後のビールは美味い。
もっと言うと、試験が終わった後のビールも美味い。(まだ、合否が分かっていないが)
また何もしていない周りの同僚に対して優越感を感じることもできるでしょう。あまりお勧めはしませんが。
学習する習慣がつく
これはかなり重要です。
1年に1つ、2年に1つくらい資格勉強をしていると勉強する習慣がつきます。
仕事で近年急にTOEICテストが評価対象になる、といったようなこともあり得る中で、学力は一緒でも習慣が違うだけで大きなアドバンテージとなります。
大人になっても日々が勉強。そう言えるような謙虚な大人になりたいもんですね。
資格取得のデメリット
ここでは、あえてデメリットも書いていきます。

時間、金の無駄になり得る
資格試験には数千円、高いものだと数万円の受験料が、かかります。もちろんそれ以上に勉強には時間を要します。
対内的にも対外的にも不要な資格をとる場合は、自分の興味と天秤にかけてみましょう。果たしてそれだけの時間をかけて、その資格を取るメリットはあるか。
自分としては勉強にならないものでも他社から見たときに評価される環境にいる場合や、勉強の習慣づけと言う意味では、メリットになり得ると思います。
資格コレクターだと思われたら終わり
自分の職歴などにあった資格以外は、他者からの評価には繋がりづらいです。
資格勉強が趣味の「頭でっかちで実務能力のない人」と思われないようにしましょう。
具体的には履歴書には、職歴と関係ない資格は書かない、などです。
バカの証明にもなってしまう
これは就職活動、転職活動時の履歴書の話です。英検10級、と書いていたら
英語ができない人、という証明になるに加えて
それを書かなければ良いということも気づかないバカ、というふうにもみられるでしょう。
資格は取れば良い、履歴書に書けばいいというものでは無いのです。
まとめ 有効に活用するために

資格試験を有効活用し、自身のスキルアップにつなげるには以下の点に注意しましょう。
・自分が本当に興味がある資格にチャレンジする
・自分の価値を本当に高めてくれる資格にチャレンジする
・資格コレクターに見られないように注意する
・資格を開示するかどうかは適宜決める
以上になります。やみくもにチャレンジしてもお金・時間の無駄になるばかりか周りから資格コレクター認定されてしまいます。
自分の価値観や興味と向き合ってチャレンジする資格を決めてください。迷ったら国家資格・国家試験にする、などの基準もアリかと思います。
勉強する習慣は一生ものです。ぜひチャレンジしてみてください。それでは!