【本 VS Youtube】現代の勉強方法どっちが最強?

コラム

現代の情報取得方法はそれぞれ

・昔ながらの情報取得「本」「新聞」「TVニュース」「ラジオ番組」

・比較的新しいの情報取得「Youtube」「ブログ記事」「SNS」

現代にはさまざまな方法で情報を取得できますが、結局どれが効率が良いのでしょうか。

結論を言うと偏らない方が良いです。いいとこ取りをしましょう。

情報取得についての注意事項はこちらでも紹介しています。(偏向報道への気をつけ方)

今回は「本を自分が読むこと」と「Youtubeで本の要約動画を観ること」についてピックアップして、それぞれの長所短所をまとめてみました。

それでは行ってみましょう。

Youtubeのメリット

Youtubeのメリット①:時短

本を要約してくれる動画などでは10〜20分ほどで1冊分の要約をしてくれています。

一方で1冊の本を読むのには数時間かかる場合がほとんど、時間効率という部分ではYoutubeでの情報に軍配が上がります。

また、要約してくれているためポイントを押さえやすいわかりやすい、といったメリットもあります。

Youtubeのメリット②:基本無償

Youtubeプレミアムに登録しない限りは基本0円です。本を購入する場合はその本の内容が気にいるかどうか、見になるのかどうかに関わらず1000〜2000円ほどかかってきます。中古本でも有名な自己啓発本・ビジネス本は値段があまり下がっていない場合が多いです。

ちなみにYoutubeプレミアムは月1000円ほどで以下の効果があります。

1_広告がつかない:動画の最初や途中に遮られることがなく、「広告をスキップ」ボタンを押すために5秒待ち構える必要もありません。

 「広告くらい別にいいよー。無料なんだしそれくらい大丈夫ー」という方も一度広告なしを経験すると戻れなくなるかも。

2_バックグラウンド再生可能:スマホで他アプリを操作しながら音声のみを聴けます。また画面OFF時でも音声が途切れません。

 画面OFFで音声のみ流すことでバッテリーも持ちやすくなりますし、メリット③と非常に相性が良いです。

3_Youtube Music Premiumも広告なしで聴ける:他の音楽サブスクに入る必要がないほど、内容が充実したサービスです。

Youtubeのメリット③:聞き流しができる

電車などで本を読んでいる方も多いかと思いますが、片手が塞がるのが厳しい満員電車もありますよね。

Kindleだと比較的片手でも読みやすいですが、Youtubeを流し聞きするとハンズフリーになります。これは電車通勤や通勤徒歩の時間も有効に活用できるのでオススメ。

しかし画面を見る前提で作られている動画も多いので、つい画面を見たくなってしまうという衝動もあります。

車通勤でラジオがわりにも使えると思いますが、わき見運転には注意しましょう。

Youtubeのデメリット

Youtubeのデメリット①:要約者の意見が介在する

本を要約しているのも大なり小なり先入観を持った人、ですから本のエッセンスをそのまま吸収できると思ったら大間違いです。

大きな問題としては解釈を間違えるということもありますし、小さなことでは大事なポイントが自分とずれている、ということなどもありえます。

あくまでも人一人のフィルターを通した内容という認識が大事かと思います。

これに対する策として「複数の本紹介動画を観る」「気になった本は自分で読む」ということが大事かと思います。

Youtubeのデメリット②:文章を読む力がつかない

本を読んで自分で要約する力がつかないということです。

会社の会議で「要するに〜〜〜ということですね承知しました」みたいなできる会社員になりたければ、自分で要約するという力は必須です。

Youtubeのデメリット③:誘惑が多い

スマホで見ることが多いと思うのでSNSの通知・友達や家族からの連絡が来たら通知されてしまいます。

集中して本の内容を取り込みたい、という方にはやや不向きかと思います。

Youtubeのデメリット④:有名本しか紹介されていない

これが一番のデメリット。知識を取り込みたい理由として、周りから秀でて何かしらの結果を出したい、何かの役立たせたいという方がほとんどでしょう。

Youtube動画というのは再生数を稼いでナンボですから、つまりみんなが気になっている有名本(再生数を伸ばせる本)を紹介しようとします。

基本的にこの原理が働くため、Youtubeでは有名本しか概要を吸収できない、ということです。

さて、有名本しか読んでない人は周りから秀でることが出来るでしょうか。豊富な知識を持っていると言えるでしょうか。答えはNOでしょう。

本のメリット

本のメリット①:細部まで理解できる

本紹介をしている動画と一長一短ですが、情報の細部や出典先・研究の内容まで書かれていることが多いので「どうしてそういう結論になるのか」ということまで深く理解できることがメリットです。

もちろん本当に深く理解するためには研究・実験結果の内容を自分で参照する必要がありますが、それにはハードルも高く論文が英語で書いてある場合が多いため難しい方も多いでしょう。

本のメリット②:読解力がつく

「要するに筆者の言いたいことは」と自分でまとめる必要があります。この章で言いたいこと、などブロック別でまとめることで自分の読解力もいつの間にか上がっています。

皆さんの周りの人にも、昔からよく本を読んでいる人というのは国語の成績が高い人が多くないでしょうか。やはり読解力・文章力を上げるためにはとりあえず本を読む、ということが重要だと思います。

すべての事柄に関して要約してくれる人がいる訳ではありません。自分が要約できる側になりましょう。

本のメリット③:情報の選択先が豊富

これは言うまでもありませんが、Youtubeなどで内容が紹介されている本はごく一部です。

例えばあなたが不動産投資に興味を持った時、Youtubeでその内容を探すのと書籍から探すのでは情報の量が圧倒的に違います。

読みたい本を読むためには結局、本を買うしかない場合が多いのです。

本のデメリット

本のデメリット①:お金がかかる

基本的に本は購入する必要があります。学生の方や地域の図書館が近い方はこれを最大限利用しましょう。図書館はコスパ最高の本サブスクです。

本のデメリット②:時間がかかる

言うまでもありません。読むのがめっちゃ早い人でなければ1時間は最低かかるでしょう。私は3〜4時間かかります。

本のデメリット③:旬な情報かどうか微妙

情報には賞味期限があると考えています。

数学の知識に関しては10年前の本を読んでも問題ないことがほとんどですが、不動産投資や株の10年前の本だとちょっと怪しいと思います。

賞味期限の短そうな情報を本から得ようと思うときは、出版された年を確認しましょう。または新品の本屋に並んでいる本であれば旬な本・ロングセラー本であることが多いと思うので一つの目安にして下さい。

その他の情報取得先

今回はYoutubeでの本紹介 VS 本 という構図で紹介しましたがその他にも様々な情報の取得先があります。

・ブログ(いまみてるやつ)

・研究論文(結構ハードル高い・英語が多い)

・テレビ(スポンサーの不利な情報はなし)

・学校(実はコスパ最高)

などです。重要なのは1つだけに偏ったりしないことです。理由としては1つの情報取得先にこだわるとメリットに加えデメリットの分散が効かないからです。

極端な例:テレビしか見ない人は砂糖・アルコールの危険度を知らない などです。

まとめ

様々なメディアのいいとこ取りをしよう、ということです。

筆者はYoutubeの本紹介も見ますし、気になった本は購入して通勤電車でKindleで読んでいます。

余談ですが本要約をYoutubeで著者に無許可で動画にするというのは著作権的にグレー行為らしいです。今は取り締まりがある様子はないですが、著者・出版社側が動き出したら状況も変わるかもしれません。本の内容を受けて自分の意見を話す、という行為ならOKだと思いますが、動画を出そうとしている人は詳しく調べてみてからの方がいいと思います。

最近は情報発信系Youtuberが本を出版する、という流れも多くみられます。ほとんどの場合、Youtubeで言っていることをまとめているものの場合が多く、私はYoutubeで追っている人に関しては本の購入は不要かと思っています。(個人的に)

以上になります。

これからもおすすめ映画・生活情報を発信していきますので、よろしければ他の記事もみて行って下さい。

それでは。

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