【ディズニー&スピルバーグ】映画「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」ネタバレ感想レビュー

洋画
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概要

監督:スティーブン・スピルバーグ

出演:ルビー・バーンヒル、マーク・ライランス

配給:ディスニー

あらすじ

児童養護施設に暮らす少女ソフィーはある夜窓の外を見ると巨人の手を見てしまう。そこで見られたことに気づいた巨人はソフィーを巨人の国へ連れて行ってしまう。食べるつもりではないと気づいてから心を通わせていく二人だったが、周りの巨人は人間を食べる対象(ニンゲンマメ)といってソフィーを探し出す。。。

総評(以下ネタバレあり)

ディズニー配給の映画で、実写・3Dアニメの間のような映像です。

見た後の感想ですが「良くも悪くも子供向けの映画だな」という感想です。

わかりやすくハッピーエンドですし、残酷な描写もありませんのでお子様と見るのには安心です。物語としてはやはり少し単調で予想できる退屈な感じですね。

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ピックアップシーン①:誘拐されるシーン

序盤、夜眠れずにいたソフィーが物音を聞いて外を見ていたら、巨人の手を目撃します。それがBFG(巨人)なのですがBFGはソフィーをベッドから誘拐します。その目的は人間に「巨人をみた」と言いふらさないように、ということで危害を加える目的ではなかったのですが、一生隔離するとう点では、死刑と終身刑ぐらいの違いですよね。まったくフレンドリーではありません。

その誘拐のシーンが見応えがあります。ソフィーの一人称視点で誘拐される臨場感があるシーンが続き、BFGが街中でうまく人目を避けるのもワクワクしますよ。

かなり序盤のシーンですがファンタジーの良さを感じることができ、私的にはピークでした。

ピックアップシーン②

BFGとソフィーが王室に乗り込んで女王に助けを求めるシーンがあります。ソフィーを食料としてみていて、国中の子供を狙う他の巨人(全員悪人)を倒すためです。

結果的に女王に話を聞いてもらい、客人として迎え入れられるのですが、BFGをもてなす食事シーンがコミカルで楽しいです。

王室にある剣をナイフがわりに使ってもらったり、梯子を使って給仕したり、とやっているのですが王室の使用人は毅然としている、というギャップがコメディーとしてよかったですね。

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ピックアップシーン③

夢を集めているBFGですが、その最終のために丘の上まで旅をします。その湖に飛び込むと夢が飛び交う不思議な世界が広がっている、というシーンです。

妖精のように飛び交う夢の中にはいい夢や悪い夢がいて、ソフィーは悪い夢に遭遇してBFGに助けられます。まあ夢なので実害はなさそうですが。

BFGはこの夢をビンの中に集めていて、夢同士を掛け合わせて調合したりもできるようです。女王を説得するため(巨人などを信じさせるため)に夢を調合して巨人が国中の子供を襲う夢を見させます。実際にはどうかわかりませんが、人間は夢に影響される生き物なのでしょうか。

ちなみに終盤、巨人たちに悪夢をみせて怯ませるために夢を利用しますが1巨人だけ悪夢を体に入れずにすみ元気に暴れ出してしまいます。そこで女王率いる軍隊が到着し全てを軍事力で解決します。(笑)

まとめ

見やすい映画ですけど大人には退屈かも。

BFGが過去に出会った少年(巨人に食べられてしまった)の話がもっと広がれば、深まった話もあったのかなと感じました。

以上になります。

参考になったと思った方はぜひ、他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。

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