【テレビは嘘だらけ?】偏向報道を制する3つの考え方

世の中の情報はさまざま

情報が溢れる社会になってきました。

一昔前は世の中のニュースを知るためにはテレビ・ラジオぐらいしかなかったですが、インターネットの普及とともに情報の取り方・発信の仕方の幅が大きく広がりました。ざっと例を挙げると、

・テレビ

・ラジオ

・本、雑誌

・新聞

・ブログ

・ニュースサイト、アプリ

・Youtube

・SNS、ネット掲示板など

このいずれかから情報を取っている人がほとんどではないでしょうか。テレビ1強時代と比べるとかなり多様化していますよね。しかしこの多様化した現在でも、情報の取り方によっては偏向報道の餌食になってしまう可能性もあります。

今回は現代の情報の波にのまれないための考え方を解説していきます。

偏向報道は当たり前

まずは偏向報道はありふれたものである、と認識するところから始めます。

意図的にデマを流す、ということのほかにも意図的に真実を流さない、ということもある種の偏向だと考えてください。

偏向報道の理由①:書いている人が人間だから

結局、記事を書いているのは一人の人間です。完全にフラットな人間、というのは存在しませんし完全なフラットな意見というのも存在しません。お気に入りのYoutuberでもときには偏った考え方をする人もいるでしょう。

「もしかしたらこの人は間違っているかも」と考えることが必要です。

偏向報道の理由②:スポンサーがいるから

テレビとかが顕著ですが、コーラは砂糖いっぱい入ってるから飲まない方がいいよ!という健康番組はないですよね。それは巨大なスポンサーが付いているためであり、テレビ業界はスポンサーによって成り立っているからです。

よくよく注意してみればテレビなどの健康番組などは「○○は健康に良い、食べて!」という内容に対し、「〜〜は健康に悪い、食べるな!」という内容はかなり少ないように感じます。これは主観です。

偏向報道の理由③:差別化が必要だから

これは刺激的な題目で視聴者を呼び寄せる必要があるネットメディアやYoutubeなどでも散見されます。

他人と違った意見・刺激的な意見の方が人に見てもらえるから、意見が自然的または意図的に偏る、というものです。

例えば「鯖缶は健康に良い」という一般的な認識がある中で、

注意を惹きつけるために「鯖缶は危険!」というタイトルで動画を作る、というものです。

実際はタイトルのみ過激で内容は落ち着いているパターンがほとんどだと思いますが。

情報に惑わされないための方法

このようにテレビであってもYoutubeのような比較的新しい媒体でも、偏った意見というのが出てくることがわかりました。

それに対して一番やってはいけないことは

絶対に偏向報道しない信頼できる情報発信源のみから情報をとること、です

方法①:全ての情報は主観だと考え、情報取得を分散化する

全ての情報には個人の主観・企業としての意図・差別化を図るため誇張などが含まれていると考え、できるだけ多くの意見を取ることが好ましいです。

「俺、テレビみないから」という人は最近増えているのかもしれませんが、それで他の媒体に固執してしまうのはもったいない。

例えばYoutubeでの情報取得でも、いろんなチャンネルを登録して情報取得するというのは大事、特定のチャンネルの信者にならないことを心がけてください。

方法②:他の人の意見を聞く

他人と喋ったりして意見を交わしましょう。自分の気付かない視点が見つかるかもしれません。

Youtubeなどのインターネットで情報取得するのは気軽で良いですが、受動的になりすぎると自分の意見がそれだけで形成されてしまいます。他人と意見交換することで自分も発信者となり、自分の意見・考え方の整理にもなります。

物を教わるときには人に教えるつもりで学べ、と言われますがその意図は、発信者になったときに本当に理解しているかを問われるからです。教えるつもりの学習法は受動的になりすぎて分かったつもりになるのを防いでくれます。これ同様に自分の意見を人と喋ることは大事です。

方法③:できるだけ自分で考え、計算する

人の意見を聞いてばかりでなく、自分で調べ・考えましょう、ということです。

例えば「髭脱毛は時間効率で考えるとコスパがよい、元が取れる」というのはありふれた意見ですが、鵜呑みにするのではなく自分で計算してみるというのもよいでしょう。

日本の人口が減っていく、という一般論がありますが「じゃあ今の日本の人口ピラミッドってどんな感じ?アメリカは?」と自分で一手間かけて調べてみる、などでもよいでしょう。

基本的に搾取される側の人間というのは自分で情報を取りに行かない人です。そうならないためにも自分で情報を取りに行き、自分で考える癖をつけましょう。

自分が発信する際の注意点

逆に自身が発信する側になる時、気をつけておいた方が良いこともわかります。

発信者になることなんて一生ないよー、と思っているあなた、例えば会社で自分の意見を言う、ということも立派な発信行為です。

上司に提案してことが全然取り合ってもらえなかった、という経験をお持ちの方はぜひ以下の項目を参考にしていただければと思います。

注意点①:デメリットも提示する

説得力があがります。

メリット・デメリットと整理しておくことで自分の頭の中の整理にもなりますので議論も活性化しますよ。

注意点②:データを提示する

数字を示して提案するということです。

今回の記事は抽象的な話ですので数字が全くなく、説得力がないのですが仕事の提案などはデータを持って話を進めましょう。

注意点③:主観と客観とを区別して話す

主観と客観がごっちゃになっている人とは仕事の話をする価値はありません。

主観的意見はその人の意思でもあると思うので、主張が悪いと言うわけではありませんが客観性の高い意見と分けて行う必要があります。

「(主観)だと思う。なぜなら(客観)」みたいな構文で話すクセをつけてみてはいかがでしょうか。

まとめ

情報化社会の中で情報を取ることで気をつけなければいけないことは多いですが、

①情報はいろんなところから分散してとる

②自分も発信者側に立ってみる

③自分で調べる

まとめるとこんな感じでしょうか。

皆さんが情報の波にうまく乗れるようになるよう祈っております。

コメント

  1. […] 情報取得についての注意事項はこちらでも紹介しています。(偏向報道への気をつけ方) […]

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