【プチミニマリストへの道】ゴミ袋はデカめを使え 〜捨てチャンスを作る〜

コラム

プチミニマリストとは

最近Youtubeなどの発信者も多く巷(ちまた)で話題のミニマリスト。

私の解釈ではミニマリズムとは必要最低限のもので生活し、自分にとって本当に大切なものに集中できる、という考え方です。全てのものを捨てる狂人ではありません。

私もこの考え方は共感していますが、かといって極端にものを減らすのはもったいなかったり、不安になったりしますよね。

それでも私は今年に入り、徐々にではありますが部屋のものを減らしていっています。

今回は特段ミニマリストでない私がものを捨てられた方法の一例をご紹介します。

あなたが物を捨てられない理由

不正のトライアングル、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

人が不正をする時には3つの要素が揃った時だ、という考え方です。

●不正のトライアングル「動機」「機会」「正当化」

万引きという犯罪に例えてみると

動機:お菓子が欲しい

機会:店員が見回りしていない

正当化:友達もやっているみたいだ

といった感じです。

これと同様に私は不捨のトライアングルの法則を発見しました。(ノーベル賞)

●不捨のトライアングル

捨てようかなと思っているものでも捨てられないのにはおそらく以下の3つの理由があります。

逆にいうと以下の3つをクリアすれば捨てられる、ということです。経験則ですが。

①:使うかも

・服「着るかも」

 1シーズン着なければ捨てましょう。

・本「面白かったしまた読む。多分。」

 1年読まなかったら捨てましょう。売りましょう。もう一度読みたくなっても中古で100円です。多分。

・コップ・食器類「お客さんきたときに・・・」

 あなたの家にお客さんが来る頻度を考えましょう。

・頂き物の置物「もらいものだし、、」

 思い出は脳みそにあります。写真とって捨てましょう。あげた人は意外と覚えてません。

②:価値があると誤解

・「この服高かったんだよなー。捨てられない」

 持っていなかったと仮定したら、もう一度高いお金を払って買い戻しますか?というふうに考えましょう。

ある研究では人間は所有しているものに対しては価値を多く見積もってしまう傾向にあるようです。リサイクルショップとかフリマアプリでの売値をみて実情を把握するのもよいと思います。

③:機会

・「捨てようとは思ってる。でもなんとなく捨てていない」

 意外と多いのがこのパターン、捨てて良いという振り分けまでできてはいるが実際に捨てられていないパターンです。

いわゆる、捨てる機会損失の状態になってしまっています。

捨てチャンス作り

前述した捨てる機会損失への対策として3つをご紹介します。誰でもできる実践的なものですので、1つでも試してみてください。

捨てチャンス作り①:収納を捨てる

物が多くても気にならないのは、うまく収納されているからです。

まずは収納を捨てましょう。そうすると自動的に物が溢れてきて、捨てたくなります。

衣装ケース・タンス・本棚・ハンガーなどをまずは半数ほど捨ててみましょう。すると中身の方も本当に必要な半数に絞る必要が出てきます。この方法で私はベッド下の衣装ケースを4つ→2つに減らし、服を半減させました。

ちなみに処分方法ですが「ジモティー」がお勧めです。

お勧め理由①:引取限定が主流

 発送不要はラクです。その代わり金額はあまりつかないものと思っておいてください。

お勧め理由②:すこし大きい家具や収納具に最適

 家具や収納って大きいからゴミとして出したり、リサイクルショップに持ち込むのが難しいですよね、ジモティーで引取して貰えば万事解決です。

お勧めしない方①:住所を知られたくない

 引取で使用するのが便利と言いましたが、住処まで取りに来てもらうので女性などは注意が必要かも。

お勧めしない方②:お金にしたい

 引取限定だと発送費用の分、相場的には安めに設定する必要があります。まあ今回は処分目的ですので金額は安め(または0円)に設定して引き取り手を探しやすくすることに重点を置きましょう。

以上がジモティーの情報です。

捨てチャンス作り②:リサイクルショップへの持込用カバンを作る

服は捨てられるけど本・DVD・CDなどは勿体無い、と思う方も多いですよね。そこでおすすめはBOOKOFFなどの買取店に持っていく、ということです。捨てるより、巡り巡ってだれかに使ってもらうことで罪悪感も無くなりますし、多少お金も入ってきます。

しかしリサイクルショップに行くのも、売る物を選定するのも面倒ですよね。おすすめ方法は以下です。

リサイクルショップ持ち込み用のリュックを決めておき、普段から「捨てよ」と思ったものはそこをゴミ箱代わりに使う。

普段から売っても良い(捨てても良い)ものをそこに入れておき、いっぱいになったら休みの日にBOOKOFFに行きましょう。私はこれで本を80%処分しました。

ここでの注意事項は以下です。

フリマサイト・オークションサイトなどで処分しようとしない

理由は時間がかかるから、です。ヤフオクなどをみるとCDセット売りなどをしている出品者もいるようですが対して値段つきません。発送処理もめんどくさく自分の時間を奪います。いかにお手軽に処分できるかを重視しましょう。

本当のお気に入りは手放さない

ものを捨てることに慣れだすと、捨てることに快感を覚えてくる「捨てラーズハイ」になってきます。何でもかんでもBOOKOFFに持ち込むと、買取明細を見て「あのCD、最高にロックなのに、これだけの値段か、、、」と落ち込むハメになります。

「元々それくらいの価値だったんだ」と割り切れるならOKですが、ショックを受けるようならそれは、あなたにとって本当に大切なものかもしれませんので注意してください。捨てても良いと思えるものを売りましょう。

私のルールとしては、捨てる(売る)かどうか迷ったら捨てる。つまり迷わず「捨てない」と即断できるもの以外は捨てるということです。

捨てチャンス作り③:ゴミ袋は大きめを使う

いつでも捨てられるから、といって捨てていないケースもよくあります。これに対しての強行策が以下。

大きめのゴミ袋を使う。

ちょっと何を言っているかわからないと思います。これは燃えるゴミを捨てるための対策です。

ゴミ箱に対して大きめのゴミ袋を使う

→ゴミ出しの日「ゴミ袋の容量にあまりがあるなぁ、なんか入れるか」と捨てられます。

しょうもない対策ですが、実際にこれでいらない服をゴミの日に少しずつ捨てられました。

また購入した大きめのゴミ袋を使うことによって、スーパーでレジ袋(1枚5円とか)を買うことが少なくなり、少ないですが節約になっています。

まとめ

今回は不捨のトライアングルの一角「機会」について対策を講じました。

①収納を捨てる:ジモティーがおすすめ

②リサイクルショップ専用のリュックをつくる:CD・本など捨てるのに罪悪感を感じるものにおすすめ

③大きめのゴミ袋を使う:服など燃えるゴミを捨てるのにお勧め

以上になります。少しでも役に立ったと思っていただけたら別の記事なども見ていって頂ければと思います。

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