腕時計はビジネスマンの嗜み?
社会人の制服との言うべきスーツ、その構成要素として腕時計は必須だという考え方は日本のサラリーマン界には定着しているように思えます。
しかし昨今、価値観は多様化しています。
ちょっといい腕時計は社会人として持っておいた方がいい、という価値観に振り回されて高級腕時計を買おうとしているあなた、ちょっと待って下さい。
高級腕時計を買う前に考えておきたい考え方を個人的価値観で綴ります。
腕時計派の人の意見を否定するものではありませんのでご了承ください。
「腕もと」の構成要素
まずなぜ「ちょっといい腕時計」を買うべき、という価値観があるか。
それは、人に見られる箇所だからです。チラッと見えた時に腕元に高級腕時計が目に入ると、
「おっ、この人はちゃんとしたビジネスマンとして実績があるな。信頼できるな。」となる、という主張。そういう価値観。
ここで筆者は思った。
「それより清潔感出す方が先じゃね?」と
せっかくロレックスをつけていても腕毛ボーボー・爪伸びすぎ・爪に垢たまりすぎ、だったら台無しですよね。
そもそも腕に限らず清潔感は大事だと思いますが、今回は腕元の清潔感について書きます。
清潔感の出し方①
爪を切る
当たり前ですが爪を男なら爪をきりましょう。
私は楽器を趣味としていることもあり爪はこまめに切りますが、伸ばしっぱなしだと爪垢も溜まりやすく、いいことがないです。
個人的には女性でも爪の長いのはあまり好きではない。これは意見が分かれるところかな、と思いますが。
清潔感の出し方②
腕毛を処理する
薄い方はノーメンテナンスでOKですが、濃い方は処理して下さい。
自分はロレックスをつけてイキっているつもりが実は周りの人には、
「あの人、腕毛がロレックスに絡まらないかな、大丈夫かな」という感想を抱いているはずです。
周りの日本人に余計な心配をさせ、ロレックスの効力はほぼゼロに。こうやって日本の生産性はG7の中で最低となってしまうんですね。
剃るのがめんどくさい方は医療脱毛にいきましょう。髭は将来生やしたい方もいるかもしれませんが腕毛はなくてもほぼほぼ人生困らないです。
脱毛の価格(2021年7月現在)
参考までに腕脱毛にどれくらい金額がかかるか、メジャーどころを示します。
・ゴリラクリニック:腕全体5回コース:¥18,400-
・湘南美容外科クリニック:肘下6回コース:¥82,500-
ゴリラクリニックは肘上も含んでいるので約2倍となっています。その他も多少条件が違うため、あくまでも参考として頂きたいです。
とはいえ以上を参考にすると、肘上を人に見られることは少ないので湘南美容外科クリニック、肘下コースを受診するとします。
高級腕時計の価値が腕毛に相殺される恐怖を考えたらこれくらいの出費はすべきだと思いますが、そうは言っても安くはない脱毛、今度は時間単価で考えてみましょう。
腕脱毛は時間単価とあうか
週に3回5分間かけて腕毛を処理するとして、
年間時間=3回×5分×50週=750分=12.5時間
皆さんの時給を1500円として
年間金額=12.5時間×1500円=18750円
これで82500円を割ると4.4 つまり4年半ほどで元が取れます。
「クリニックに行く往復時間とか、処置時間とかの計算は?」というツッコミをしたいあなた。
勘弁して下さい。
ちょっといい腕時計の効果を発揮させよう
話が脱毛(脱線)しましたが、まとめると良い腕時計をつけても台無しにならないようにしようということです。
そのためには腕毛の処理・爪の処理をしっかりやって下さい。
腕時計にウン十万もかけられるのなら腕脱毛くらい払えるはずです。
気に入った時計を買うのが一番ですが、10万安い方にかえて浮いたお金で腕脱毛という選択もありではないでしょうか。
デジタルウォッチという選択肢
最近普及してきたデジタルウォッチ
AppleWatchを筆頭にじわじわ勢力を伸ばしているようですが、1〜2万円ぐらいの比較的安価なものも付けているビジネスマンも最近よく目にします。
実際に調べてみると所有率は約38%とのこと。
筆者の感覚だとサラリーマンだと少し下がるかな、という感じですがかなりの割合ですよね。

最近はスマートウォッチをビジネスマンがつけていても受け入れられる世の中になってきたかな、という印象です。
筆者が感じるスマートウォッチのメリットは以下です。
スマートウォッチのメリット①
高機能
歩数計・心拍数計測などの健康サポートや運動時のサポート、スマホとの連動操作などで通常の時計よりもできることが多いです。ここでは詳細には書きませんので興味がある方はメーカーなどのサイトを調べてみて下さい。
スマートウォッチのメリット②
高級ブランド争いからの脱却
いい時計をしていると時計好きの方から、「おーお前それ使ってんのかー」というジャブが飛んできます。
ファッション系はなんでもそうですが自分は気にしていなくても周りが意識し、
「あの人が使っている時計は○十万もするんだよ」「へー、いいの使ってるんだー」
みたいなことを言っています。
スマートウォッチならこんな無駄な会話は生まれないし、自分が引け目を感じることもなくなります。
そもそも腕時計って必要?
筆者は腕時計不要派です
理由①:時刻はスマホなど確認できるから
理由②:蒸れる(特に夏):たまに時計外して汗拭いて、またつける→そもそも時計要る?ってなる
理由③:日焼けしやすいから(跡になる)
理由④:「あんまり安いのをつけるのもなー」という謎の価値観からの脱却
他人の価値観に振り回されるのはやめよう
お金は自分が本当に価値のあると感じるものにかけましょう。
腕時計に関しては以下のようなパターンがあると思います。
高級腕時計派 | デジタルウォッチ派 | 安い腕時計で充分派 | 腕時計不要派 | |
客観的メリット | 精神的な満足 | 高機能 | お金かからない | お金かからない・蒸れない |
客観的デメリット | お金かかる | 少し高い | 機能面 | いちいちスマホを取り出す必要あり |
他人の良い評価 | 社会人として立派だ | 先進的だ | 倹約家だ | 自分の価値観がある |
他人の悪い評価 | 浪費家だ | 伝統を大切にしない | 社会人としてウンタラ | 非常識だ |
こうやって見てみると、すべての派に対して他人からは批判されうることが分かります。
どう頑張っても批判的に見てくる他人というのは消えないので、最終的には自身の価値観を信じて購入しましょうね、ということです。
私が考える高級腕時計のメリットは本当のお気に入りのものを手に入れることで精神的に満足する、ということです。
絶対に日々のストレス発散のために購入してはいけません。
「高級腕時計はリセールバリューがあるから、」という意見も分かりますが、高い買い物の理由づけのために言っている人がほとんどです。
価格でなく自分にとっての価値を信じて購入しましょう。そうすると後悔はないはずです。
まとめ
腕時計はその人の価値観が出る買い物だと思います。
他人の価値観でなく、自分で自信を持って欲しいといえるものを購入出来れば良いですね。
またお気に入りの時計をよく見せるためにも脱毛に行く・爪の手入れをするというのもおすすめです。
以上になります。
こんな感じでこのブログではサラリーマン人生で気づいたことや、映画好きのための発信を行っています。
よければ他の記事も見ていって下さい。