ホワイトベルグとは
サッポロビール株式会社が販売する「発泡酒」です。
基本的にはビール系の飲料ですが、
・ベルギーの白ビールのような味を目指した
・ビールと製法が違う(上面発酵)
・コリアンダーシードとオレンジピールが織りなすフルーティーな味わい(出典:公式ホームページ)
というように一般的な廉価版ビール系飲料とは方向性が違うようです。
実際に飲んでみた

家の近くのスーパーで税込110円で購入できました。いわゆる発泡酒と変わらない金額ですね。ビールと比較するとかなり安いです。
筆者は白ビールとか言われてもあまりピンとくるような、ビールに精通している人間ではありませんが、一般人代表という形を取り、レビューしていきましょう。雰囲気を出すため、グラスに注いで飲んでいきます。
・香り:よくわからん
・味:いつも飲んでいる日本のビールとは全然違う。クセありの味ではあるけど爽やかな感じ。好みが分かれるような気がします。しかし350ml缶を飲み終わる頃にはこの味も悪くないな→好きかも。というように味に慣れて美味しく感じるようになりました。味以外にも良し悪しあると感じたのでまとめていきます。
良いところ
①:味がビール指向ではない
いわゆる日本のビールって「ガツンときてドライ!」みたいなイメージがありますが、それとは方向性が結構違うのでどっちが美味しいか、ではなくどっちが好きか、という比べ方になるので、特にビールが苦手な方は「エビスより好き」という感想を持つかもしれません。発泡酒の多くがビール味を目指しているのに対して真っ向勝負をするのではなく、独自の味をいく、という感じですね。高級時計のブラインド争いに巻き込まれるのでなく、デジタルウォッチに切り替えるサラリーマン、みたいな感じでしょうか。
②:安い
スーパーなら100円程度で手に入るので味が好みだと感じるかたにとっては、コスパの良いビールとなるでしょう。また甘お酒は飲まないが、ビールの味にはすぐに飽きてしまうという方は、2杯目のビールという導入方法も良いかと思います。
悪いところ
①:味がクセあり
好みが合わない方もいるかと思います。特に昔ながらの日本ビールに慣れ親しんでいるファンの方には受け入れられないかもしれません。主観ですが筆者は美味しいと感じましたし、特に2杯目のビールとしてはお勧めです。
②:売ってる店が少ない
個人的にはこれが致命的です。たまたま近くのスーパーには売っているのでラッキーでしたが、たまに行く別のスーパー・コンビニなどでみてみると並んでいないことが多いです。やっぱりまだまだ正統派日本ビールの時代なのだなぁと感じます。
これを解決するのがネットスーパーやAmazonでのケース買いですが、好みかどうかわからないものを大量買いするリスクは大きいですよね。ですので頑張って売っているスーパーを探して数本味見→その後ネット購入への切り替え、がベストかと思います。
売っていない問題は、筆者が大好きな「麦とホップ(黒)」という黒ビールもどきでも発生している問題でもあります。
まとめ
実際にインターネットで検索してみても「まずい」「美味しい」と意見は分かれているようです。当然ですが味は好みですので値段に惑わされず自分の舌で試してみてください。