【ネタバレあり】映画「アイランド」感想・レビュー

Netflixにて発見。SFが見たい気分なので見てみることに。

※ネタバレを含むため、未視聴の方はご注意ください。

あらすじ

2019年、リンカーンは大気汚染から救い出され、完全に管理された都市で暮らしている。そこで暮らす人々の夢は、楽園「アイランド」に行くこと。しかしリンカーンはあるきっかけでこの都市の秘密を知ってしまう。

監督:マイケル・ベイ

出演:ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン

公開:2005年

評価(5点満点)

総合おすすめ度:☆☆☆☆

ストーリー  :☆☆☆

キャラクター :☆☆☆☆

音楽     :☆☆☆

再度見たい感 :☆☆☆☆

ざっくり感想

SFが好きな方なら楽しめる作品でお勧めできます。いわゆる隔離された空間で、秘密が徐々に明らかになっていく系で、最近でいうところの約束のネバーランドのような感じでしょうか。ネーミングも近しいものを感じます。

こういった映画は、終盤まで秘密の判明を引っ張って、序盤中盤は退屈、終盤は駆け足で終わる、というパターンのものもありますが、本作は非常にバランスが良く、秘密がわかる前後どちらも物語がテンポよく展開していたと思います。小難しいSFではなく見やすい作品といえます。

近未来が現実に?

実は本作品、2005年に公開で14年後の2019年を描いており、視聴日(2021年)からすると過去に当たります。作品中では空飛ぶバイクや現実と判別がつかないほどのホログラム映像、空中を細いレールで走る謎の電車などが登場しますが、実際にはそこまで世界の技術は進んでないよなー、といった見方・楽しみ方も出来ますね。

コミカルな瞬間

主人公たちが著名人のための臓器を提供するために作られたクローンであることが判明し、実際にクローン元と会うことになるわけですが、ここではコミカルな表現もありました。個人的には、こういった緊張感のある映画の中でのコミカル表現というのは緊張を適度に緩和するので好きです。

仕事人、かっこよい

都市から脱走した主人公たちを追うために雇われた追手のボス役の俳優はかっこいいですね。ジャイモン・フンスーというアメリカの俳優です。自身のアクション、クローンに感情が動く姿もそうですが、追手の部下に強めに指示する感じがたまらなく良かったです。

良い映画というのは俳優もよいですね。というより良い俳優に囲まれて映画は生きてくるのだな、と感じます。もちろんほかのスタッフもですが。

おわりに

全体として観やすいSFだと思います。なんとなくで観ていても話を理解できますし、適度にアクションシーンもあります。観ていて飽きない構成になっています。

欲をいえば都市の外の世界の描写をもっと見たい、と思ってしまいますが、こう思うのは私が世界観にハマってしまったからなのかもしれません。

以上になります。

こんな感じで、映画を中心にゆるい感想を載せていっていますので別の記事もぜひ見ていって下さい。

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